忍者ブログ

shiolog

川崎詩織のブログ

[PR]

2024/09/21(Sat)05:29

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

No.|CommentTrackback

☆website完成☆

2007/06/18(Mon)14:07

        




とりあえず一歩前進。

shiorikawasaki.com

今月末に迫っている卒業にあたりTaka氏に作って頂き、
また、Bioページの川崎の写真は、Akira氏に撮って頂きました。
お二人とも抜群のセンスの持ち主で、お陰さまでかなり格好良いものが出来ました。
どうも有難うございます!

NYへ来て、早くも一年が経とうとしていますが、最近考える事はもっぱら、
私はこの一年で何を学んだのか。

つい先日、インターン先のGreg Miller氏から教わった言葉。

"No tears in the writer, no tears in the reader."  by Robert Frost
(作家が涙しなければ、読者が涙する事もない。)

そんなのが少しでも写真から滲み出て、皆さんの心に響けば良いな、と
思っています。

これからもよろしくお願いします。

写真は、忙しい中NYまで来てくれたアミとマンハッタンブリッジにて。
撮影:Akira氏



PR

No.23|未選択Comment(30)Trackback()

中毒

2006/12/23(Sat)15:15

          

日本からこんな素敵なものもらっちゃいました。
嬉しすぎて写真撮っちゃいました。
美味しすぎて一気に食べちゃいました。
夜中1時に全部食べちゃいました。

文京区立指ケ谷小学校を思い出しちゃいました。

放課後の駄菓子屋ってなんであんなワクワクしたんだろう。
決められた金額内でいかに質も量も得るかに命がけ。
このお菓子を送ってくれた人は、どうして私の定番メニューが分かったんだろう。
これにあと「のし梅さん」が入ってたら本気で惚れてました。アブナイ。

10歳にとっての10円と、24歳にとっての10円は違うもので、
食べ方に顕著に表れます。
10歳の私は、「ココアシガレット」なんて高級品で、
フーッなんてタバコ吸うフリしたりして何時間でも遊べたのに、
24歳の私は、惜しげも無くボリボリとたいらげて、「あ、シガレットだった」
って後で気付く。

10歳の私は、1ピース1ピース大事に「よっちゃん」を味わっていたのに、
24歳の私は、袋丸ごと傾けて口に放り投げている。


でも、悲観はしない。だってどう食べても美味しいんだもん。

この子達みたいにハイパーになるんだもん。

食べだすと止められない、これは麻薬以外の何物でもない。

Hさん、ありがとう。


    





No.20|未選択Comment(8)Trackback()

帰る場所

2006/12/20(Wed)15:36

         


マンハッタンから電車で一時間ほど北上したところにある、
コネチカット州に行って陶芸してきました。
幼い頃何年か過ごしたところでもあり、転勤族で一つの土地に対しての記憶のうすい私にとっては、数少ない「懐かしい」と感じられる土地です。
20年来の友達の家が私の第二の実家でもあり、行く度に
「お邪魔します」じゃなくて、「ただいま」

朝の空気は澄んでいて、緑が多くて、ちょっと歩くと海もあって、
夜には満点の星空。
そんなとこは世界中にいくらでもあるだろうけど、
いつでも迎え入れてくれる人がいる程幸せな事はないな、と。

マンハッタンの一人暮らしも決して嫌いじゃないけど、
私にはこういう温かみも必要なんだ、という事を再確認しました。


ここ数ヶ月間、ハーレムのソーシャルワーカーの写真を撮らせてもらっています。
彼女は40年間くらいハーレムで活動していて、今は働いている親を持つ子供達を学校帰りに預かって面倒をみています。
ハーレムは一時期と比べてかなり治安も良くなり、
街の雰囲気も大分改善されたけど、黒人の白人に対する嫌悪は根強く残っているし、子供の非行率も相変わらず。
親達は、言葉も通じないこの国で生きて行く為のお金を稼ぐのに必死なので、
子供を十分に構ってあげられないのが現状で、学校も十分なお金がない為、
面倒みるにも限度があるし、設備も教材も揃っていない。
子供達は、破った教科書を宿題に持って帰ってきます。

そんな子供達に「帰りを待っていてくれる人がいる場所」を提供したい。

御年68歳の彼女はそう言って、13人ものパワフル小学生を相手に
毎日走り回っています。
その騒ぎ様といったら半端ない!同じ場所に1分ともたない。
3人集まるとすぐケンカ。
で、みんな一斉にしゃべるから何言ってるか分からない(笑)

そんな小さなモンスター達。
まだまだ書く事は沢山あるけれど、今日はこの辺で。


写真左:人はこんなに疲れ果てて何処へ帰るのか。
写真右:ハーレムにあるアポロシアター。今や欠かせない観光名所の一つ。
写真下:どうやらこの猫にも帰る場所がある様子。

           

No.19|未選択Comment(7)Trackback()

ワシントンDC

2006/12/10(Sun)17:42


    


にいってきました、こないだ。

ってか、2週間くらい前。

ぎゅうぎゅうのチャイナバスに揺られる事5時間、
NYより遥かにキレイなチャイナタウンに到着。
バスの隣がよりによって力士並みに肥えたブラックの兄ちゃんだった為、
5時間ぶりに手足を伸ばせる喜びに浸りながら、DCの街を歩く。

知らない街に来るとなんでこんなにワクワクするんだろう。
そんな気持ちが新鮮で、思いっきり深呼吸してみた。
息が白い。
もう冬なんだなぁ。

美味しいご飯を作って待っててくれたかいの家は、
温かくてホッとした。
せわしないビジネスマンが行き交うミッドタウンにある私の部屋は、
「家」というより、「住処」という感じなので、
ドアを開けた瞬間美味しそうなおかずのにおいがする「かい家」
の居心地の良さったらない。
良いお母さんになりますよ、かいさん。

天気には恵まれなかったけど、カメラ片手に家の周りを散歩してるだけでも
なんだか楽しくて、私にしては珍しく「人」より、「物」にレンズを向けてた。
なんでだろ。

雨の中DC案内してくれた二人に感謝。


    

サンクスギビングでは、かいの手料理と、ジョンファミリーの底抜けの明るさ
(みんなよく食う、よく飲む、よく笑う!)に心身共々栄養をもらって、
またチャイナバス5時間の旅へ。
途中の休憩所で夕日の沈む空を見上げながら、また白い息を吐く。

冬は嫌いだけど、この白い息は昔から好きなんだよなぁ。

NYはもう早くも零下です。
皆さんお元気ですか?

No.18|未選択Comment(8)Trackback()