ました。 ICPから。
日本から旅立ってはや一年、先月末で無事学校を卒業しました。
で、それにあたり卒業展というのがあったわけです。
日本での大学では英米文学科だった私にとって、『卒展』なんて聞くと
美大生っぽくてワクワクしてしまいます。
でも現実はそんなキレイ事では終わらない。
毎晩夜中まで学校でパソコンに向かって、目は充血、髪はボサボサ、肌はアレアレ。
やっとこさ出来たプリントをオーダーフレームに入れて、先生に見せたとこ、
『フレームない方が良い』
と言われ、10万ほどフレームにかけた私は殺意を覚えつつも再プリント。
ま、というのも確かにフレーム入れない方が写真がイキイキしていたし、
せっかく広いスペースをもらえたので、こりゃでっっっっっっっかくしてやる!
ってな事で別に良いんですけど。。。
ってなってな事で、写真売り出し中。
あなたのお部屋にちょっとしたスパイスを加えてみては、いかがですか。
写真左:モデルになってくれたQuaminと。オーバーリアクションで感動してくれました。
写真右:いつでもどこでも駆けつけてくれる、なおちゃん。本当に有り難う。和牛炙り寿司も。。
そして、次の日は卒業式。
保護者様はイス、生徒は壁の裏側で立ってろ、というなんとも酷い扱いにもめげず
みんな無事卒業しました。
写真下は、何故か生徒と一緒に階段に座っていたICPの校長が、
私のGRデジタルに興味を示して撮った川崎の後ろ姿です。
これをご覧の通り、壁を隔てて式が行われていて、肝心の生徒はそっちのけ。
これで少しICPがどういう学校か分かるのではないでしょうか。
そんな事言いつつもこの一年は結構楽しかったです。
友達にも恵まれました。
一匹狼のプロである写真家集団ですが、意外とみんな寂しがりやの集まりで、
卒業してからもよく何かと理由をつけて飲んでいます。
下の写真は、ニュージャージーから見たマンハッタン。
きっと世界一有名な夜景。
家族や、友達のいる東京を離れてNYへ来ましたが、
まだ自分がこの中にいるんだ、という実感はありません。
この少年達の様に、自分も未だ遠くにあるこの街をじっと眺めているに変わりない。
ニューヨーカーになる道のりはまだ長そうです。
東京の夜景はどんなだったっけか。。。