エスクァイアジャパンが休刊になってしまったらしい。
なんてこった。。。
私が雑誌を読み始めたのは中3の頃で、
ちょうどインターナショナル・スクールの人達と仲良くなって
アメリカかぶれ真っただ中の時。
英語と日本語を巧みに使い分けて話す彼らがカッコ良くて、
自分もアメリカにいち早く留学してそうなりたい、と思ってばかりいた。
ちょうど宇多田ヒカルが流行り始めたのもこの頃。
洋楽(ベタなアメリカンポップ)ばかり聴くようになって、
友達への手紙にもやたら英語を使うようになったり。
遊ぶといったら必ずといって良いほど横浜方面。
プロムといって、アメリカの学校で行われる卒業パーティに招待された時なんて大変で、
その日は朝からソワソワして、授業が終わったら一目散に桜木町に向かって、
その途中の電車内でマニキュアを塗っておばさんから迷惑がられる程浮かれていた。
とにかくその頃の自分にとって海外という響きだけでもキラキラしていて、
どうやって日本を飛び出すかばかり考えていた。
そんな大きな理想と変えられない現実との大きなギャップを埋めるものが雑誌だった。
ブルータス、エスクァイア、コヨーテ、フィガロジャポン、ヴォーグ、ハーパースバザーetc.
を買っては一日中読んだり、写真を眺めたりしていた。
学校帰りの立ち読みは日課で、母親からの『お腹すいたから早く帰って来て〜』の
電話でやっと渋々雑誌を棚に戻していたのを覚えている。
雑誌を読んだ後の何か得した気分が好きだった。
学校の教科書なんかよりよっぽど集中して読めたし、
誌面で紹介されているものから色々想像を膨らませるのが楽しくて仕方なかった。
カメラマンになろうと思ってから、自分自身に対して疑問を抱く事ばかりだけど、
日本の雑誌で働きたい、というのは唯一ブレない目標で、それは今も変わっていない。
だからこそ今回のエスクァイアジャパン休刊のニュースは残念でならないです。
まだチャレンジすらしてないのに〜!
でも、悲観的になるのはまだ早い!
、というのもエスクァイアジャパンを復刊させるべく署名運動が行われてるみたいなのです。
サイトは
コチラNYでお世話になっているライターの佐久間さんのブログにも紹介されてます。
http://peoplewatching.blog94.fc2.com/blog-entry-258.html15歳の私に色んなものを教えてくれた雑誌に、
いつの日か自分の写真を載せてもらいたい!
、という夢はちょっとまだあきらめられそうにありません。
皆さん、もし良かったら是非協力して下さい。
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無題
2009/03/04(Wed)22:22
この業界もインターネットのインパクトがモロ効いてる。一番厳しいのが音楽業界、特にCD、次にTV。そして出版。どれもビジネスモデルを変えなくてはね。
フォトグラファーも自分の表現機会をどこに求めるかよく考えないとね。
しかし,チャンスは巡って来たとも言えるよ。だって、大手の資本のメディアでなくてもインターネットでは自分表現の機会が手に入るんだから。
No.1|by shiranaiojisann|
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